転職回数が多いと、仕事を探す際に不利になります。
年齢の方が重要視されますが、一般的な企業では20代のうちに3社以上の経歴がある方は、職歴が原因で書類選考に落ちやすくなります。
一度入った会社に定年まで勤めあげるという考えはまだ根強く、転職回数が多いことで、採用しても早く辞めてしまうのではないかと思われがちになります。
そこで、少しでも転職活動を有利にするために、経歴を考え直す必要があります。
数年間の間でも、働いている業界には詳しくなりますし、仕事のスキルも向上します。
これまでの経歴の中で、意中の企業に入社した時に使えるものを考え、面接の場でアピールすれば、経歴の多さの悪印象を十分にカバーできるでしょう。
これまでの経験を総合し、会社で活躍すための具体的なビジョンが語れればプラスになります。
転職回数の多さはあくまでも履歴書で判断できることですので、面接に呼ばれる段階で企業はその経歴を理解しています。
それでも会って話をしたいと思われているのです。もちろん転職が少ないに越したことはありませんが、それがあまり不利にならない業界もあります。
作業が多い仕事や、アルバイトの方と基本的に同じ種類の仕事をするなど、新卒者に人気がない業界は殆どがそうです。
労働条件において不利になることが多いのは事実ですが、やりがいを見出すことがありますし、残業などの量も個々の企業によります。
あまり卑屈にならず、根気よく就職活動を行うことが重要です。
それでもなかなかうまくいかないというのなら、介護業界の専門家にサポートしてもらうのも良いでしょう。